身体と心を整える~夏から秋への過ごし方~

わのんコラム

30度を超える日がほとんどだった7,8月。
身体は汗と共に『気』も外へ出てしまい、
気虚(ききょ)気が不足してしまいがち。
気が不足することで
気のめぐりが悪くなり、
血流が滞ってしまいがちに!
さらに追い打ちをかけるように、
冷たいものを食べたり飲んだりで、
ただでさえ弱っている内臓を冷やす。
結果的には体の内側が冷え、
内臓が疲れ切ってしまいます。

そんな暑い夏の2か月を経て、
季節は秋へと切り替わろうとしています!
内臓の疲れから、
今年は秋のデトックスが激しく出る方
も多いと思いますので、
とにかく胃腸を労わり、
内側から元気になりましょう!

目次

山芋パワーで元気を取り戻せ!!

さて月に一度のわのんで開催されている薬膳講座。
中医学に詳しい先生が毎月教えてくださいます。
この時期はとにかく山芋を食べて、
胃腸にやさしい食事を心掛けることが大切
とのお話でした。
山芋にはでんぷん分解酵素のジアスターゼや、
糖質分解酵素のアミラーゼが豊富なので、
消化に良いのが特徴。
中医学では「山薬」と呼ばれ、
様々な治療に用いられてきました。
ガンにも効果があるそうです。
今年は特に多くの方が、
夏の暑さによる内臓の疲れが酷く、
なかなか身体のだるさが抜けないなどの
症状が出ていると思いますから、
是非たくさん召し上がって頂きたいですね!

ここで超簡単な山芋の絶品料理をご紹介します!

山芋とえびの塩春巻き

材料:4人分
山芋   100グラム程度
海老    小さめ8尾
青しそ   4枚
春巻きの皮 4枚
塩     適量
揚げ油

作り方

  1. 山芋は皮をむき、太めの短冊切りにする(長さは10センチくらい)。
  2. 海老は皮をむき、背ワタをとる
  3. 春巻きの皮を広げ、角に山芋をのせ、その上にエビ、シソをのせ、
    塩をひとつまみ全体にふりかけ、くるりと巻く。
  4. 3の春巻きを180度の揚げ油できつね色にこんがり揚げ
    たら出来上がり~
    お好みでみりん醤油をつけて召し上がれ!!

 

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